1996
金沢美術工芸大学修了制作
素材/磁器・花・ご飯
HEAD OVER HEELS (さかさま・首ったけになる)
解説
この作品は金沢美大(院)時代の
修了制作の展示です。
磁器土を様々な大きさでちぎって
貼り付けながら、うえにずんずん
積んでいきました。
トーテムポールのような等身大くらいの
大きさの作品群で、稚拙ななかに、
何か物語りを感じさせるような作品を
作りたいと思いました。生命力(エロス)や
神聖なるもの、現代の神話のような、
お供えなどの宗教文化的な世界。。。
作品の下には、コンセプトのひとつの
逆さま、という意味で、ご米を電気ジャーで
徹夜で炊いてご飯を作品の下にに敷きました。
そしてマーガレット(花)をちらしました。
ちょっと今思うとクレージーだったかな。
ちょっとご飯はもったいなかったですね。。。
くれぐれも食べ物は粗末にしないように。
飽食の時代の象徴でもありますね。