芝山野外アート展’99  ワークショップ   //やきもちの自由  製作風景

*このワークショップは芝山野外アート展’99に関連プログラムとして行われました。

    ワークショップ 解説

 普段、私たちが目で捉えることの出来ないヤキモチ(ジェラシー)という感情を、
オーブントースターで本当のお餅を焼くことによって表現してみよう、、という半分
冗談みたいなワークショップです。
 白いおもちと黒いおもちは、人間の感情の裏表のような、ポジティブな面とネガ
ティブな面を象徴しています。もちろん、人によっては、まったくおもちを焼かなく
ても構いません。焼かなくても乾燥してヒビが入ります。
既製品の、どれも同じ形をしたおもちですが、焼く時間やタイミングによって毎回
様々な形に変わります。
 夫婦喧嘩は犬も喰わない、と言いますが食べられないぐらいに焼いたほうが面
白い形になるようです。(客観的には、、)
 ワークショップでは焼いたやきもちを、ポラロイドカメラで撮影し、その日時と、焼
いた時間を記録します。また、黄色い紙粘土で自分の分身と思われる人形を作り
、その人形の表の自分(良い自分)と裏の自分(悪い自分)の胸の部分(他の部
分でも良い)に焼いたやきもちを貼り付けて作品は完成します。

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